来客用に稽古場に飾ってあった燕子花(杜若)図のミニチュア屏風を美術館風にミニ照明でライトアップしてみました。小さくても4灯立てです。
この手の小さなな置物とか細工はとても楽しい。
能台本では杜若 カキツバタと書きますが、燕子花の漢字の方が一般的かも知れません。光琳の燕子花図もこの字を当てています。
花の様が燕が飛翔する姿にも見えることからこの字がついたようです。
今回知ったのですが、杜若の花言葉は、その青紫の凛とした姿から、高貴
そして、幸福、幸運 思慕 贈り物 と言った良い花言葉がついているそうです。
さらに幸せを運ぶ燕ツバメのイメージに繋がって、幸運は必ず訪れる という花言葉も。
幸運は必ず訪れる! ですよ。
この杜若を見るたびにパッピーワードが浮かんで更に楽しくなりました。
そういえば、この夏、所沢ミューズで上演する能「杜若」を選曲してくれた担当スタッフさんも、つい先日めでたくご結婚。
杜若パワーなのかも。。
末永くお幸せに。
能 杜若のシテは、その杜若の花の精が伊勢物語の言葉に乗って舞うというもの。
花言葉にあやかって能を観た皆様が幸せになるといいですね。
もちろん今幸せな方は、もっとお幸せに。
*夏の杜若公演は、前blogをご参照下さい。→触れてみよう能楽の世界