能楽夜ばなし

能楽師遠藤喜久の日常と能のお話

体験講座

所沢MUSEワークショップ能楽仕舞ワークショップ締切間近

何度か紹介してきました、仕舞体験を通じて能の魅力を探る、所沢ミューズ恒例の仕舞ワークショップも成人の部は締め切り直前です。
8年目の今年も好評で定員に達したようですが、期日いっぱい追加募集をするそうです。
私にとっては30人も35人もそんなに変わらず、どのみち毎年私はクタクタになるまでやるので(笑)
内容、施設、期間、料金、そして講師(笑)ともに日本一を自負する折角のワークショップに是非ご参加くださいませ。楽しい夏をご一緒に過ごしましょう。小学生と青少年の部はまだ締め切りが先ですので、夏休みを調整して参加下さい。
中学生は、教科書に「羽衣」の謡いが載っていますので、子供達の部では、例年通り仕舞の他、謡もやりたいと企画を相談中です。
出来れば「羽衣」の東遊びを子供達と謡たりしたいなあ。最後までだとちょっと長いかなー。でも、子供達ってあっという間に暗記してしまうんですよね。楽しみです。沢山おの応募お待ちしてます。

ワークチラシ表1


能楽ワークショップ 所沢ミューズ

早いもので今年も夏の所沢ミューズの能楽ワークショップの応募が始まりました。
基礎の仕舞の型や謡の稽古を通じて、能を身近に感じたり、考えていただこうと始まった体験型能楽講座。
毎年好評を得て今年8年目に突入。今までに受講者のべ350名となり、私も指導しながら多くの事を学ばせていただいている思い入れのある講座です。
能の舞の基本的な型は大変シンプルですが、それ故のむずかしさと美しがあり、習字の一の字を書くような、一見簡単なようで、そこに多くが含まれる奥深さがあります。
台本によって描かれた世界が、この型と結びついた時に多くの表現を生み出します。
リアルな動きを持った演劇や舞踊やパントマイムなど、身体表現芸術は沢山ありますが、能の動きはもっともシンプルで説明的ではない動きかもしれません。
基本となる型の種類も少なく、それ故に覚えやすいといえば覚えやすいのですが、一つの無機的な型で多くの表情を生み出す多様性があり、そのシンプルな型を通じて台本に描かれた世界と繋がって行きます。
そこに能の型のもつ魅力があると私は考えています。

このワークショップでは、基礎の基礎の練習を通じで能の魅力に触れていただこうと考えています。
習字で云えば、楷書の一、二、三を書く練習に近いかな。しかし、実際は体を動かすわけですから、それなりの運動量があります。
その基本技術を使って簡単なお仕舞を完成させます。
また期間中に能に関する様々なレクチャーも時間の許す限りしております。
いわゆるお稽古事とはちょっと違う内容で、約2カ月間で完全に完結します。
所沢ミューズの担当者曰く、劇場の使命として多くの方が気軽に充実した体験出来るように考えているとのことであり、大変恵まれた環境で内容の濃い体験が出来ます。
能に興味がある方は、是非一度体験してみてください。
私のところに個人的に稽古を希望する方も、まずこの講座を勧めています。
また、稽古事として入門された方も、ここに入り直して基礎を学んだりする方もいるので、普通の稽古とは違う面白さがあるようですね。
毎年50人近い小学生から上は80歳位まで世代を問わず沢山の受講生が来ますので、学校のサマーキャンプみたいな感じです。
そんなわけで7月8月はこれに打ち込んでいますので、よろしければ是非。

過去の情報がここにあります。劇場ホームページ内⇒開催記録                   私のホームページにある昨年のミューズワークの項目⇒遠藤喜久ホームページ内
劇場申込み案内⇒チラシPDF
ワークチラシ表1
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