涼しくなりましたね。
いよいよ秋です。秋といえば芸術と食欲。楽しい季節であります。

さていくつか催しのご案内をば。
その1
日頃能楽指導に行っております、練馬区の生涯学習団体に登録されております「練馬能楽謡曲仕舞之会」の主催で、秋恒例の
「ゼロから始める謡曲仕舞講座」が10月から3ヶ月間6回で始まります。「全くの初心者がゼロから謡いや仕舞を学べるように、簡単でわかりやすくお願いします」とのことで、お話や実技指導を交えての気軽に学べる講座です。
会場も区の施設ですので、堅苦しくなくてよいです。
気軽に担当の方にお問合せ下さい。詳細は→クリック!

その2
所沢航空公園内にあります庭園茶室「彩翔亭 さいしょうてい」にて恒例の
「茶室で親しむ能楽講座」を行います。
今回は年に一度の特別編でして、お天気がよければ途中から室外に移動して、夜の庭園をロウソクでライトアップして舞いの実演をご覧頂きます。
昨年は見事な満月の下、笛の演奏や序の舞をご覧いただけました。
得意の(笑)お話や、面、装束、笛についての着付けや解説、実演などで、能について様々な角度から触れて頂く講座。好評につき今回ではや9回目になります。雨天時の時は、そうれはそれで室内で身近に色々楽しんで頂く予定です。
秋の航空公園を少し散歩してから来られると、なお一層素敵な時間が過ごせると思います。大変アットホームな催しです。今回のテーマは序の舞にしようと思いますので、お楽しみに。
詳細は→クリック!

その3
2007年に初演しました新作能「リア王」
そうなのです。再演つぐ再演で、今回で再々々演です。
女流最高齢演者の足立禮子(重文総合指定演者)さんが、コーディリア姫を勤めるのが話題でありまして、このコーデェリアをシテにして能ならではの脚色がされていますが、なんといってもシェイクスピアの「リア王」の原作ですから、リア王役は当然重要であります。今回も私が勤めることになり、出ずっぱりで頑張ります。
会場は四谷にあります、紀尾井小ホールで、最近映画「大奥」のお仕事なんかでも活躍してます華道家の横井紅炎さんが舞台美術を受け持ちます(彼女のホームページに大奥の時の様子が出ていますね)。
その他、大鼓の大倉正之介さんが新メンバーに加わったりと、また前回とは一味違う舞台になりそうです。足立さんの体調により前回でフィナーレとの話もありましたが、今年も元気よ!(笑)ということで、アンコールに応えての公演です。公演日が12月で、まだ先の舞台ですが、席数が少ないので、よい席はどうぞお早めにお申込下さい。
詳細は→クリック!

ついでにホームページを少し更新しました。ふー。