ニュースを見るにつけ、まずは台風の被害に遭われた方にお見舞いを申し上げます。

私の社中のお弟子方は、埼玉、川越方面の方も多いのですが、皆さん無事だったようで安堵しました。

矢来能楽堂も被害なく、私のいる中野、能楽堂のある新宿は台風の目の中に居たのか、幸いにも甚大な被害が出なくて事なきを得たようです。
九皐会の本拠地、矢来能楽堂は、登録文化遺産に指定される古い建造物なので、突風で大屋根が飛んでいたらと思うとちょっとゾッとします。私が書生で住み込んでた30年前は、台風が来ると雨漏りがして、洗面器やバケツで雨雫を受け止めたなんてこともありましたので、無事でほんとによかったです。

さて今回10月九皐会定例公演は延期となりましたが、私が地頭を勤める予定でした能「大社」おおやしろ (シテ 駒瀬直也 ツレ 遠藤和久 観世善正 小島英明) は、出雲大社の神事を舞台化した壮大な作品で、上演時間も110分近くにはなろうかという大作です。

今回、九皐会定期公演でも滅多に上演されない演目で、先月に稽古能の形で下申合せがあり、また金曜日に申合せをしてからの、台風による延期決定でした。

神無月の10月上演がまさに相応しい演目ですが、さらに時間をかけまして順延になります12月28日は、満を侍して臨みたいと思います。
とにかくお囃子、地謡の分量が多いので、聴きどころ見所満載です。

また、同時上演は、小野小町と深草少将の恋の妄執を描く通小町。(深草 長山耕三 小町 永島充)
1時間ほどの作品ながら、小町に魅せられた男 深草の悲哀を描きます。


今月のチケットを既にお持ちの方は、それを捨てずにお持ちくださいませ。どうぞ宜しくお願い致します。
下記公式発表を添付しておきます。
また、追記の情報が出ましたら当ブログでもお知らせしますね。
昨日を楽しみになさっていたお客様には大変ご迷惑をおかけしまして申し訳なかったですが、非常時につき、ご理解賜ればありがたく存じます。
どうぞ宜しくお願い致します。


なお12月延期公演のチケットは、まだ残席もあるようなので、これから落ち着きまして空席分の販売についてのインフォメーションが九皐会事務所から出てくると思います。九皐会のホームページもチェックしてみて下さいませ。


観世九皐会公式発表より
台風19号の接近に伴う10月13日(日)
観世九皐会10月定例会について

矢来能楽堂における 10月13日(日)の観世九皐会10月定例会公演は、
台風19号の影響を考慮し、12月28日(土)に延期となりました。
10月13日の公演はございません。
ご予定いただいた皆様には恐れ入りますが、
交通の影響等皆様の安全を第一に考え、何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

なお、チケットをお持ちの方は12月28日(土)13:00からの公演でご利用いただけま
すので、ぜひお越しください。
12月28日にお越しになれない方は、矢来能楽堂事務所へお問い合わせください。

令和元年10月11日
  矢来能楽堂
  公益社団法人 観世九皐会