本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
この三連休、4公演と今年の新春公演もスタート。
土曜日は府中市民能で、観世喜正師と中森貫太師の鞍馬天狗の二公演の地謡。
日曜日は、九皐会で今年最初の定例公演。
これは私と一つ違いの鈴木啓吾君の一世一代の翁の披きで、私は観世喜之師匠と後見を勤めました。
彼が私の一年後に内弟子入門してきて、かれこれ三十五年近くになりましょうか。
同じ釜の飯を食べて修行し、家族以上に長い時を共に過ごし、ずっと一緒に舞台をやってきただけに後見座から感慨深く見守りました。
無事恙無く勤めを果たし、安堵。
おめでとうございました。
さて本日は、昨年からスターした矢来能楽堂の普及公演。
#はじめての矢来能楽堂
前回同様、公演終了後に写真撮影タイムがありました。皆さんスマホで熱心に撮影。
#矢来能楽堂
でも検索出来ます。
本日の公演直前の楽屋風景も矢来能楽堂からUPされてます。
本日のシテは観世喜正師。
羽衣の天女を演じました。
私は地謡で熱唱させていただきました。
この公演は解説と能一番だけのシンプルな催しで、はじめて能を見る方に気軽に能楽堂に来ていただこうという新しい試み。
次回は三月13日の夜19時
葵上 シテ 奥川恒治でお送りします。
お楽しみに。
今年は年明けから、はや三月の定期公演 盛久の通し稽古能もありまして、暮れから稽古に追われて正月休みもなく2020年がスタートしました。
今年は、
三月 盛久 矢来能楽堂定例公演
五月 千手 鎌倉能舞台
半蔀立花供養 遠藤喜久の会
八月 雷電 所沢ミューズ
十月 自然居士 矢来能楽堂定期公演
碇潜 新潟能楽堂秋季公演
と、地謡や後見の出演以外にも、一般公演のシテ等の出演も多いので体調を整えて、年末まで走りきりたいと思います。
今年も当ブログを更新して参りますので、宜しくお願い申し上げます。