能楽夜ばなし

能楽師遠藤喜久の日常と能のお話

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多摩探検隊 若き面打師 能面にかけた人生

現在、多摩探検隊という中央大学の学生さんが制作した番組が放映されています。
この番組で多摩地区の若い能面師新井さんの特集番組が出来上がりました。
その中で打たれている面は、私が以前に依頼したもので、昨年の所沢ミューズの公演で使用したものです。

この面を打ってもらうまでに、不思議なご縁が色々あり、新井さんともはるばる岡山まで旅をしたこともありました。そしてようやく制作をお願いし昨年はじめて本番の舞台で使用してみました。
新面は、機会ある度に使う方が良いようなので、この後3度ほど本番の催しでも使っています。不思議なもので、物によっては10年も使うと面相が変わったりするものもあります。この先、10年20年後にどうなっているか楽しみな面の一つです。そして、100年後の能楽師の誰かが「これいいね」とつぶやくかどうか。その時は、雲の上から眺めていようと思います。
この映像の中で、私も少し出ています。ご覧下さい。公演で舞っているのも私です。→多摩探検隊ページ

ご覧のような会場ですが、客席に囲まれたせり出しの舞台で、今年もミューズの能楽講座と公演。そして、アマチュアの仕舞ワークショップの成果発表が行われる予定です。今年の実演の能は、このミューズワークで育った小学生が2度目の子方を勤める「海士」を予定してます。劇場の広報ほか、私のホームページやブログでも告知しますので、是非、ご参加下さい。

福島敬子書展

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今日は松屋銀座七階で始まった、書の会を見に行きました。
様々な能の詞章を素晴らしい書で書いた、この書展は、謡いや能を稽古されている方は、もの凄く楽しめると思います。
その品の良さは、素晴らしいの一言です。二月八日までやっています。

しかも、七階フロアには、内田新哉さんの版画が売っているではないですか!
これは運命だな。続く(笑)
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  • 11月公演予告②山姥やまんば  能の解説音声 パート3(能 後半)追加しました。
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  • 雑誌観世11-12月号 発売
  • 山姥の楽屋裏 山姥のつえ 
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プロフィール

nohgakuhanabutai

観世流能楽師(能楽のシテ方 演者) 日本能楽会会員(重要無形文化財 能楽(総合認定)保持者 幼少より子方を勤め、東京神楽坂の矢来能楽堂で修行し2千以上の能楽公演・講座・コラボ舞台に出演・制作。毎月、矢来能楽堂定期公演に出演。 能楽重習曲、乱・石橋・道成寺・望月・安宅・砧・翁など披瀝。 また東京中野区・練馬区・所沢市・秋田県を中心に稽古と普及活動をしている。(公社)観世九皐会 能楽協会所属 日大芸術学部卒業 
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