能楽夜ばなし

能楽師遠藤喜久の日常と能のお話

公演情報/告知

源氏物語 生け花のある能 半蔀 立花供養

チラシfly2web

本年5月24日(日曜日)に、神楽坂矢来能楽堂にて、第九回遠藤喜久の会を「源氏物語 生け花のある能 半蔀 立花供養(はじとみりっかくよう)」と題して催させていただきます。

チラシ表が完成しましたので、告知させていただきます。
チケット発売は3月16日(月)からを予定しております。
まだ少し先ですが、どうぞご予定下さいませ。

本年は、亡き父、六郎の七回忌にあたり、また、母の一周忌と重なりましたので、
~亡き父母に捧ぐ~と、チラシにも入れさせていただきました。
また詳細は、近日、チラシの裏面と共に告知させていただきます。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

はじめての矢来能楽堂

さて1つ舞台が終わって、やれやれほっとしたかと思うと、次の扉がガチャっと開いて、let's go next challenge!の声が聞こえるという毎日ですが、12月6日金曜日の夜に、矢来能楽堂の普及公演、はじめての矢来能楽堂Specialが始まります。

矢来能楽堂home pageへClick and JUMP!

この公演は、能の普及を目的としたわかり易い演目と短時間(一般的な能公演は長時間が多いので)で、リーズナブルなチケットで、能楽堂にあまり来たことのないお客様にも気軽にご覧いただける公演を目指しております。
東京神楽坂にある有形登録文化財に指定された古式ゆかしい矢来能楽堂に是非お越し下さい。
はじめてのお越しを心よりお待ち申しております。


今回の演目は、子供達にも大人気曲の土蜘蛛!
私も子供の頃、師匠の演じるこの曲を観てその格好良さに憧れました。
蜘蛛の巣を使う唯一の演目ですね。

今回は前半のシテは、私、遠藤喜久が勤めさせていただきます。乞うご期待!
前シテは直面(ひためん)と言って、自分の素顔を能面として演じます。能の場合、メイクはしません。なので、そのままのスッピンで参ります。こう書くと逆に特別な感じもしますが、能では普通の事ですね。
後シテは、奥川師が勤めます。こちらは鬼の面を着けて演じます。

よくわかる筋立てで、まったく初めての方も退屈しない人気曲ですので、この機会に能楽堂への扉を開けてください。
また服装等もドレスコードはありませんので、(もちろんせっかくなので.、おめかししようというのもありですが)他の芝居や劇場に行くのと同じで気軽な服装でも全然大丈夫です。

舞台の前に解説があります。
また、何か事前に質問があれば、お気軽に矢来能楽堂観世九皐会事務局にお問い合わせください。
問い合わせ先は、下記リンク先へ。


では、矢来能楽堂でお会いしましょう!














11月2日鎌倉能舞台にて能 葛城を勤めます。

1  チラシクリック九皐会ホームページより

2   チラシ鎌倉能舞台ホームページ

私の出演は午後の部2時開演です。

奈良県葛城山の神のお話。
伝説では、
修験道の開祖、空飛ぶ程の強大な法力を持った役行者が神々を使役して、山から山へと岩橋を掛けさせようとしていた。
しかし、一言主の神は、その醜さ故に昼間は人前に出ることを恥じて働かなかった。怒った役行者は、蔦葛によって一言主の神を縛りつけ谷底に落とした。

能では、この葛城山の神を女性として描き、今もその呪縛によって苦しめられていると旅の修行者(山伏)に告白する。
やがて山伏に救いを求め、その祈りの前に本性を現し大和舞を舞うが、夜明けの光に姿を見せることを恥じて、また磐戸の内へと消えて行く。

今回は大和舞の演出にて勤めさせていただきます。
装束が雪のように白い物に代わり、また舞が変わります。
雪の中に現れた女と、古代の神という風情が伝わればと思います。

お申し込みは鎌倉能舞台まで。
宜しくお願いいたします。

玉の輿  恋のパワースポット 味真野

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三月三日の九皐会若竹能が近づきました。
詳細はこちら→九皐会home page

昨年立ち寄った福井県の味真野神社と公園の写真が出てきたのでUPします。私が行った時は、神社は改修工事中でした。

主人公は、皇子様の恋人、照日の前。
皇子は、この地で男大迹皇子として暮らしていて、ある日突然、次期天皇の後継指名されて迎えに連れられてこの地を離れて継体天皇になる。

この地で皇子の恋人だった照日の前という女は、突然の恋人との別れを悲しむが、やがて花筐と恋文だけを残して去った皇子を追って都に上る。
そして色々あって(地謡の聴かせどころ、シテの舞どころがドーンとあって))
やがて玉穂の都で再会した二人は、再び結ばれるというハッピーエンドの物語。

押しかけ女房的玉の輿シンデレラストーリーといえなくもない話で、味真野の地元の公園には二人の仲睦まじい銅像があり、花筐の照日の前の玉の輿に引っ掛けて、公園はハートマークの花畑があちこちにあって恋人達の撮影スポットになっていた。
恋のパワースポットだそうだ。
以前行った時は長閑な公園だったので、その変貌ぶりに驚いた。

照日の前は、モデルはいるのだろうけど、能の作り出した特異なキャラクターで、その性格付けも「狂女」というカテゴリーに入る。
現代的な狂っているという感覚だと違和感があり、一途な女とか、思いつめた女といった方がしっくりくると思う。
しかも彼女は、歌って舞える芸達者な女なのだ。

上村松園画伯の描いた花筐の女は、かなり気が触れた感じなのだけど、私の思っている照日の前とは、少し違う。

狂女というキャラクターは、ほかの女性主人公の演目よりも感情が露わで、起伏も激しい。
三番目の幽玄な曲とは違う構成と演出で、変化があるので面白い。
しかも、この曲の照日の前は、やがて妃になるような身分の高さと位があり、ほかの狂女物とは一味違う。

と、あまりハードルはあげなくないのだけど、演じる方としてもとても難しい演目です。

皆様にとって、10人10通りに映る照日の前になれば良いなと思います。


そんなわけで、今回の若竹能は、狂女物というジャンルながらシンデレラストーリーの花筐と、鞍馬山の天狗に出会って歴史の表舞台に躍り出た源義経という、縁起のいい能が二番です。(鞍馬天狗のシテは、天狗です)
あと、今回は、子方の子供達が大活躍します。
二曲で7名出演!楽しみですね。

宜しければ是非ご覧下さい。
チケットなどは九皐会に直接お問い合わせくださいませ。

では、どうぞ宜しくお願い致します。



ぼちぼち今年もシーズンスタート。エンジン温ったまってきました。

今週末は、水戯庵、中野ゼロホール、鎌倉能舞台定期能と三連戦で、葛城、絵馬、花月、弓八幡と4公演でした。

今年も早くもシーズンに入って来たなという気がします。
三月三日は、九皐会若竹能で、花筐を勤めます。
大好きな上村松園画伯の「花がたみ」という女の絵のモデルとなった能の作品です。
画伯は、狂乱を研究する為、病院に行ったり、何枚も能面を模写したりしたそうですが、それがこの絵の魅力を裏打ちしていますね。

私も正月の翁のお爺さんから、若い女へと気持ちを切り替えて臨みたいと思います。
この公演は、若手、中堅の勉強会の延長としての研究公演です。
同時上演で坂君シテの鞍馬天狗もあり、チケットは既に正面完売との事。
良い席はどうぞお早めに、矢来能楽堂 観世九皐会事務所に直接お申し込み下さいませ。
宜しくお願い致します。



6月4日半蔀 はじとみ

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さて今週末に迫りました
鎌倉能舞台での催し。
午前中は、中森貫太師がシテを勤める玉鬘(たまかずら)
午後は、私がシテを勤めます半蔀(はじとみ)
の二回公演。

この他、解説や狂言もあり、字幕システムも導入されましたので、初めの方も見易いと思います。

鎌倉あたりは紫陽花もそろそろ咲いてきたかなあ。
長谷寺とか見てから来るのも楽しいですよ。
長谷寺の展望台も海が見えて気持ちいいです。


詳しくは鎌倉能舞台まで

写真は昔、九皐会で私がさせていただいた時の前シテの映像を写メ。

今回の装束はどうなりますか、当日のお楽しみ。

面も今回は可愛らしいものにするかスッキリしたものにするか思案中。
当日のお楽しみにしてかどさい。

公演については先日、ブログ→参照クリックに少し書きましたのでそちらをご参照ください。難解な曲ではないですし当日の詳しい解説もあるので、初夏の能をお楽しみください。


では、ご来場お待ちしております。

能楽堂リレー公演

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見開きの右側は英語!
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9月に行われる能楽堂リレー公演のチラシをいただきましたー!
9月15日 木曜日 夜7時から
なんとあの素敵な水道橋駅前の宝生能楽堂で能「葵上 あおいのうえ」
のシテ(主演)六条御息所を勤めさせていただきます。
源氏物語最大の見せ場。
わかりやすくて初めての人も楽しめる見所満載!

しかも憧れの宝生能楽堂です。
いいんですよね、あそこは。
なんかとっても楽しみ〜。
葵上は、私も何度か色んな演出でさせてもらっていて、好きな演目なんです。
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チケットは、矢来能楽堂やカンフェティで取れるとのことです。
4連続公演なんで、是非私の舞台も来てくださいませ。
宜しくお願いします!
英語バージョンのチラシ!
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所沢ミューズワークショップ始動

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累計600名を超える参加者となった夏のミューズの風物詩。
能楽ワークショップが昨日よりスタート。
今年も老若男女多くの申し込みをいただき定員超えでスタートです。
最後までくじけずに頑張っていただきたいです。

初日は、昼夜と基本レクチャーと総合練習から始まりました。

構える、すり足をするってことに、一日中取り組んでもらいました。

能は身体表現芸術ですから、演じる自らの体を使って物語の世界や役の人物の心象を表現します。
謡いとセリフによって描かれる目に見えない世界を演者の体で表現するわけですから、
どう形に表すかはその人次第です。
型や決まりごとはありますが、それを使ってどう表現するかは演じ手次第なのですね。
美しく形にするのか、そうでないか。
正解はありませんが、このワークショップでは、可能な限り美しさを目指しています。
形の無いものを美しい姿で表現する。

7週間後、参加者がどれだけ美しくなっているかを見るのが楽しみです。

今週は、
「諸国一見の能楽師 IN 北海道 義経伝説を追え」ということで、取材と社中有志の旅行会をかねて道東に行ってきました。
いずれレポートを書きたいとおもいますが、とにかく天気に恵まれて今回もまた素晴らしい旅になりました。
IMGP7204


一度行ってみたかった霧の摩周湖。

見事に晴れて美しい瑠璃色の湖面を見せてくれました。
竹生島のように、小さな島があります。カムイシュ島。


妖精王って漫画に子供の頃はまったのを思い出しました。
佐藤さとるさんのコロボックルシリーズにもはまったな。
3日間で1000キロを走破して、北海道の自然を満喫しました。

8月21日
ミューズ「触れてみよう能の世界」も候補湯発売中です。

殺生石 PV 最新動画 



こんなの作ってもらいました。
特撮得意の映像監督。

センスが違うね。
かっこいい。

こんな映像今までなかったよ。

これを超える舞台をしないとなあ。



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お稲荷さん食べたくなった

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今日はこれ。
稲荷明神が活躍する曲。
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