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盛久、昨日九皐会にて無事に終演しました。
お天気にも恵まれ、ご来場賜りましたお客様に心より御礼申し上げます。誠に有難うございました。

幕に入り時計を見ると自分で思うほど時間がかかっていなくて意外な感じがしました。
演じている方としては、京都から死を覚悟して関東に旅し、一夜の不思議な夢を見て由比ヶ浜の刑場に向かい、そして奇跡に遭遇。やがて頼朝に対面して夢の物語を語り、最後は祝宴の舞と。
実に不思議でドラマチックな数日間を舞台上で過ごしたような、本番ならではの濃厚な体験感のある舞台になりました。
共演の土屋役の森さんをはじめ、写真の舘田さん、囃子も地謡も熱演のお力添えでまとまりました。

もちろん例により反省も、色々思うことはあるわけですが、ノンストップのセリフの多い舞台をトラブルもなく行けたのは、まさに観音様のお陰かと手を合わせる次第です。

直面でしたので、お客様が物凄く集中してご覧いただいているのが、ヒシヒシと伝わってきて緊張が途切れる事なく勤められたのは、そうした場を作って下さったお客様のお陰です。誠にありがとうございました。
晴れやかなエンディングの曲なので、終われば私もホッとした感じがいたしました。

二部の喜正師の鞍馬天狗に着替えて楽屋の手伝いに参りますと、子方や囃子方にも次世代、次次世代のホープがズラリ出演で、初々しく可愛らしく華やかな様子に笑みが溢れました。皆々健やかに成長していって欲しいと思いました。




お詫び
さて、昨日ご来場のお客様には、5月23日の私個人の会の予告の仮チラシを一足早くお配りしたのですが、誤字、情報に多多間違いがございまして誠に申し訳ございません。
料金は正面7700円税込と脇正面、中正面5500円税込
開催日令和三年5月23日(日)二時です。
一番肝心なところが違いまして、お詫び申し上げます。本チラシは、キチンと修正いたします。大変失礼いたしました。

チラシ完成までもう暫くお待ちくださいませ。
どうぞ宜しくお願いします。