このところ同門の大曲の舞台が続いております。
昨日は九皐会特別公演が千駄ヶ谷の国立能楽堂で行われました。ご来場賜りありがとうございました。
私は恋重荷(コイノオモニ)のツレの女御役で出演。シテは弘田師。
私は身分違いの恋をされるお姫様の役でした。今時身分違いもないのですが、物語の時代は、白河の院の頃というお話。
この曲は特別公演、通称「別会」でないとなかなか上演されない特別な曲。
重い扱いの演目です。
そういう曲なので私の装束も豪華な物を出していただき、天冠を新たに彩色し直して勤めました。
ご覧なった方はお分かりと思いますが、前半4、50分。葛桶の床几にかかったまま全く動かず語らずというのがこの女御役の難儀なところ。
舞台上には居るのですが、前半はシテの男のいる庭のその場面には居ないという象徴的な演出。IMG_2332
後半は、女御が男の死を聞き、奥から出てきて恋死にした男を憐れんでいると、身が固まってしまうという展開に。 そこに男の亡霊が現れるのでした。
IMG_2330
終わって見ると、この役でしか見えない景色が見え感じる事も多い役柄でした。また時間のある時に書きたいと思います。 それと、この日は坂君の道成寺の後見がありまして。これは言わずと知れた超大曲。
この曲は秘事口伝の塊みたいな曲なので、今回は様々何度も打ち合わせをして準備期間も長かったので無事に終わってホッと一安心の1日でした。 このところなかなかブログも書けませんが、引き続きよろしくお願いいたします。

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