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11月5日の松風公演も迫って来ました。 今日は、善竹十郎先生の稽古場にお邪魔して、公演当日に初演する新作狂言の稽古を拝見しました。 目の前1メートルで狂言を見るのは初めてで、しかも私一人のかぶりつきなので緊張してしまいました。 そもそも松風の海女乙女達が恋をする行平という人は、能の中には登場してこないので、彼にについての間語り的な狂言とか、解説者の解説とは違った何かが出来ないかなあと大二郎さんに相談したところ、十郎先生が出演下さることになり、話は大きく展開。 いろいろ考えてくださり話はどんどん膨らんで、私の手を離れて二人で演じる25分程の面白い狂言作品に仕上がっておりました。 今回は私が最初につけた仮題がそのままタイトルになりましたが、これはもうタイトルを変えてもいいかも。 一体どんな作品か。 台本と型が定まったとうかがい、 公演当日は、装束着けに入るので舞台を見れない主催者の私としては一度は実際に拝見したいとお願いして稽古場にお邪魔した次第。 いや〜。 これ結構大作じゃないのかな。 十郎先生の独断場。 いろいろ台本に仕掛けがあってクスクスしてしまいます。 十郎先生がやるとなんでも面白くなってしまうのね。 ネタバレになるのでこれ以上書くのやめました。 是非実際のお舞台をご覧ください。 初めて狂言を見る人にも面白く見れるだろうし、狂言をよく見る人には、わかる遊びがしてあって須磨の浦の世界観も伝わると思います。 今回限りにするには勿体無いと思いました。 お客様の反応は如何に。 まずは本邦初演。 乞うご期待 松風が負けないように頑張らねば。。大変だ。 チケットの問い合わせは、 矢来能楽堂03-3268-7311まで。 宜しくお願い致します。