image

本日は京丹後の久美浜というところで学校公演をしてきました。
今シリーズの九皐会の文化庁主催の学校公演の演目は土蜘蛛なので、蜘蛛の巣を投げる機会が多いです。
学校により舞台の大きさが変わるので、毎回ワキ方と相談しながら勤めています。
本日のワキは、一昨日誓願寺でお相手いただいた森さん。後ろの小鼓は関西でご活躍の久田さん。

今日は喜之師匠が重後見という引き締まる番組でした。
十代の頃、師匠の鮮やかな土蜘蛛のシテに憧れてワクワクした私なので、私の土蜘蛛の原点は師匠の舞台なのです。

闘いながら蜘蛛の巣を次々に投げると、千筋の糸が四天王に降り注ぎ、それが芝居だということを忘れるような迫力がありました。こんな能もあるんだ!と興奮したことを覚えています。

あの時の私のように、子供たちがワクワクと感じてくれたらいいなと願っています。


*11月5日の矢来能楽堂 松風公演。
チケットあります。
チケットのお問い合わせは、矢来能楽堂 観世九皐会事務所に。03-3268-7311