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昨日、定期公演にて能 女郎花の舞台終了しました。
ご来場賜りました皆様、誠にありがとうございました。
演者としては、意図した事、しなかった事などもあり反省は多々ありますが、次の舞台に生かしていければと思います。
シテは、全編ほぼセリフ劇で、語りだけでどのぐらい物語の世界観を伝えられたかなと思いますが、先日参詣した岩清水八幡宮の記憶が随分助けになりました。
今回、後場のツレは女郎花のイメージカラーの右近色の唐織で、シテは紫地の狩衣でした。
面は前シテは笑尉。花守の爺です。
後シテは邯鄲男で、この出で立ちは少し神職系のイメージにも見えますね。
如何でしたでしょうか。

このところ毎月のようにシテの舞台が続きましたが、今年は年内早々と一般向けの公演での自分のシテの舞台は終了で、残すは文化庁学校公演で舞わせていただくだけとなり、少しホッとしました。
遠藤喜久の会は、今年はいたしません。
来年11月5日に矢来能楽堂で松風をさせていただこうと考えています。
一年先ですが、是非ご予定下さいませ。
で、矢来能楽堂の九皐会定期公演では、その一月前の10月8日に、こちらも大物、誓願寺に挑戦します。

来年も夏から秋にかけて舞台が続くので、そこに向けて精進したいと思います。
新春から春にかけての公演はまた、別に告知させていただきますね。

さて、少しホッとしたの束の間、
実は私はこれからが一年で一番忙しい時期に入ります。
ここからは後見、地謡とトーク?の出演ですが、能の演者の場合は結局全部稽古することには変わりなく、公演が続くとタイトな日々が始まります。
同門他門の公演が目白押しですね。
頑張って参ります。


さーて。ダイエットを再開するぞー(笑)