28日に新潟りゅーとぴあ能楽堂で行われる能楽鑑賞会
小袖曽我 夜討曽我の申し合せが、本日東京の矢来能楽堂で行われました。
午前中は、日曜日の中森貫太さんの公演「天鼓」(特殊演出)の申し合せのあと国立能楽能楽堂から移動して
午後から、能、全曲のリハーサルとなりました。

今回の物語の焦点は、兄弟二人だけでなく、この曽我兄弟の守役にあたる団三郎、鬼王兄弟にもスポットが当たります。
夜討曽我の前半は、まさにこの二人が見せ場を作ってくれるのです。
仇討をやめて里に帰るか、主君の命に背いて仇討に行くか。
団三郎鬼王兄弟の命を懸けたギリギリの選択。
今回は、奥川恒治師 鈴木啓吾師の兄弟弟子でこの重要な兄弟役を演じていただきます。

また後半は、私の演じる時致ときむね が、鎌倉の兵と最後の戦いを繰り広げます。
わたしより身体が二廻りも大きな小島英明君が大太刀をふるって私に襲い掛かります。
絶対絶命!

本日の申し合わせは、能と仕舞で当日以上に時間がかかりましたが、いろいろ課題も見つかって、あと一週間頑張ります。能では滅多にやらない連続公演で、2番続けてやるのは、なかなか大変ですが、物語が続いているので気持ちがどんどん入って行きますね。
弟の時致は、「もう俺は死んでもやってやるぜ!」というキャラクターなので、私も演じていて気持ちが張りつめてゆきます。現代劇と能は違うのですが、やはり通じるところが沢山あります。思い切りやりたいと思います。

先日書きましたが、新潟の日報の新聞記事、送っていただきました。
niigata2


私は夜討曽我がお薦めなんですが、皆さんあまり夜討曽我をご存じないのか、切符は前予想に反して小袖曽我が売れています。行きやすい時間帯もあると思いますけどね。
夜討を観ないで帰るのは、とてももったいないです。

夜討曽我でずらり並んだ鎌倉方の侍達の装束や、小袖曽我とは違う出で立ちの私達兄弟の姿も見た欲しいです。
今回は、2曲合せて16人の役者が登場しますから、その衣装も見どころになります。

人情劇もあり、かっこいい戦いの立ち回りもあり、せっかくだから電車を一本遅らせて夜討曽我の結末をみて帰ってほしいなー。
まだまだ良い席があるそうです。
是非!お越しください。よろしくお願い致します。
 問合せはりゅーとぴあへ。