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4月21日の「遠藤喜久の会」ですが、今年もチケットは好評につき自主制作させていただきました。昨年は、受付のもぎりの人たちが切りやすいように出来合いのものに印刷し紙質を薄くしたら、前の手作りが良かったとリクエストをいただきましたので、今年はまた今までとは違うチケットで、後あと本のしおりに出来るようにしてみました。
結構チケットを記念に取っていて下さる方がいると知り作りが甲斐があります。
このチケットは、インターネット予約では手には入れませんので、これがいいなあという方は、お手数ですが矢来能楽堂か私か飯島さんに直接席の御用命を下さい。

「なんでわざわざそんな大変な事をするの?」とよく聞かれますが、なんか面白いのですよね。
料理もそうですが、自分で何かを作るのが楽しいのですね、きっと。
作っている間はずっと弱法師の事を考えていられるので、これも私なりの舞台に向かう準備なのかも。
今回は私的には気に入っていまして、きっとお客様にも喜んでいただけると思います。
チケットを手に入れるついでに、お能をご覧いただいてもいいんですよ(笑)

さてお席の事ですが、場内6列目までのS席が完売しましたので今お薦めなのは、矢来能楽堂ならではの桟敷1列目の座布団席です。(最前列からかぞえて7列目。舞台が近いです)
ここは足が投げ出せないから苦手な方もいると思いますが、私的にはここが矢来能楽堂で一番良い席だと思います。背もたれ附きの座椅子指定席で、真正面の桟敷から舞台を観るなんてこれ以上の贅沢な鑑賞はないかと思います。
限定12席であと半分ほどこの席が残っていますので、是非お試しあれ。
正座が苦手な男性も胡坐で見れますのでよろしければどうぞ。

本日、国立能楽堂での「のうのう能特別公演」の住吉詣でも終わりまして、惟光役でしたので、なんとか終わってほっとするのも束の間。
3月の矢来能楽堂定期公演での兄和久との競演の能「龍虎」。これは龍虎相打つの場面が後半に用意されているので、共演ではなく競演ですね。こちらも是非お出まし下さい。