復帰すると生活は一気にハードになりますね。よくまあ身体を壊さないもんだと思います。まあ、実際壊れたわけですが(笑)
公演で舞台にいる時間より、それ以外の方が実は圧倒的に長くて、稽古したり記憶したりという事で一日がすぐに終ります。社中の弟子の稽古が自分の基礎稽古を兼ねる部分もあるから、そういう練習日は1日12時間超えるなんてざらにあります。夜中まで稽古することもありますしね。
だから気力があっても、声帯ポリープとかね、血管破裂とか、健の損傷とかね。身体の方が壊れますね。最近は。
昔の方にいわせると、そういうのは鍛え方が足らないそうなんですが、成る程その通りで壊れるわけです(笑)。まあ、もはや鍛えようもないので、自分のささやかな限度内でやるわけですね。
怪我も、ひと通り全部経験したので、これからは、身体に優しく自分に優しく稽古したいと思います。
僕らのちょっと稽古するとか、ちょっと正座するっていうのは、1時間以上は普通だから、抜糸の時に、お医者さんに、ちょっとならいいよ云われて、「っじゃ1時間くらいokですね?」と伺って驚かれた。
ちょっとは5分とか10分らしい。まあ一度固まった傷口や筋というのは、思ったほどすぐに治らないということがわかり、長時間の正座はしたくても出来ないわけですが、足の甲以外は元気になってきたので、気力が戻ってきた感じです。傷跡も日に日に治っていくを見るのは嬉しいものです。今日からは、ほぼ稽古を通常に再開しました。
来月指導している各団体の合同記念発表会があり、ズラリと社中が国立能楽堂に出ます。
能や舞囃子や仕舞なんかで40番くらいはあるのかな。
今回は舞ばかりで、もう一日中、立ち代わり舞い放しです。また宣伝しますが、是非見に来て下さい。
これを今、全部監督するわけで、総仕上げにむけて、これから私も頑張るわけです。

大丈夫、元気、勇気、強気。(これ震災の時に、云うといいと聞いた言葉)ポジティブシンキングであります。