昨日は九皐会 7月定期公演にご来場賜りましてありがとうございました。
久しぶりの直面の能の舞台でしたが、お客様の集中度が高く感じ、私も無心に勤めさせて頂きました。
如何だったでしょうか。
舞は、男舞替えの型でさせていただきました。仲国が平安貴族で月の宴だと考えると早舞でもよいような気がしますが。直面は男舞。

今回は、小督、安達原ともに月夜の物語。能楽堂は特別な舞台照明があるわけでもなく、また、催しは昼間なので、月夜の場面を想像していただくのはなかなか大変。皆様の想像力に委ねるばかりです。
まずはこれで九皐会の今年の定期公演のシテは終わりまして、十一月25日の第1回の自分の会にむけて始動したいと思います。「鉢木」これも直面のわかりやすい物語なので、ご期待ください。

さて、今月は、21日に能楽協会の納涼能が国立能楽堂でありまして、夜の部で、「絵馬」に出演させていただきます。
私は、天照大神の岩戸隠れの時に、岩戸の前で舞を舞う、ウズメの役です。
神楽を舞いますが、この岩戸の舞が日本の芸能の起源といわれていますね。
そして、うずめの舞を見て大喜びした他の神様が騒ぎ、外が騒がしいので、隠れていた天照が顔を出したとき、力のある神様が、岩戸を開いて天照を引っ張り出して太陽が戻ると。その岩戸は投げられて飛んで落ちたのが、「紅葉狩」の舞台になる戸隠山だとか。そんなお話があります。シテは師匠、観世喜之師。是非お越しくださいませ。