能楽夜ばなし

能楽師遠藤喜久の日常と能のお話

若竹能

昨日は若竹能にご来場頂きましてありがとうございました。解説狂言ともに楽しく、半蔀も1時間20分超えの充実した一番でした。蔀屋は如何でしたでしょうか?能の作り物の中でも風情ある美しい物のひとつです。蔦の這わせ方や花の咲き方なんていうところも実は演者がこだわっているのです。
昨日は扇面模様の唐織にのし花の鬘帯、後シテは白地に花篭の金箔の長絹で、面装束もとても美しい物でした。夕顔の女と花の精を二重写しにたような構成のこの曲は、白い花のはかなくも華やかな美しさが夕顔の女に重なって、奥行きのある風情をシテに与えています。 見逃した方は、一度見てくださいませ。
火曜日のワークショップの受付ですが、土日は事務が休みです。メールにてお申し込み下さい。今回は松田師の素晴らしい演奏を中心にお送りします。私は静御前の舞を舞う予定です。ご期待下さい。

若竹能

明日は若竹能で同門坂真太郎君の半蔀です。源氏物語の夕顔の話を題材にした美しい能です。
蔀というのは、今で言う換気用出窓のようなものでしょうか。
夕顔の女は住んでいるところも庶民の町並みで、ここから光源氏が彼女を連れだし融の大臣の屋敷跡らしいき別荘で一夜を過ごし、夜中に物の怪の気配がしたと思ったら夕顔は冷たくなっていた・・・。
こんな話でしたよね。
そのはかないイメージの夕顔が現れて美しく光源氏との思い出を舞うのがこの曲です。
舞台上の作り物も蔀を連想させるもので、そこに夕顔の花と蔦、そして瓢箪(夕顔の花は干瓢の実のなる花)が巻きついています。舞は序の舞。装束も夕顔や物語を連想させる柄模様の物を選んでいます。その辺りも是非見てみてください。

予告

遠藤能楽研修舞台にて笛の松田師と来週火曜日のワークショップの打ち合わせをし、
演奏内容も確定しました。ここでさわりをお聞かせ出来ないのが残念です。
当日は能楽公演では聴けない珍しい笛の符も演奏して頂けることになりました。
そしてセットのない劇場で花の横井さんのアレンジメントと笛のアートなコラボと私の能舞で
締めくくる予定です。もちろん楽しいお話や皆さんに面白い体験をして頂く時間もあります。
光が丘IMAホール19時からです。是非ご参加下さい。

花園

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本日は東京ドームの世界蘭展に行きました。写真では伝わらないですが花花花で圧巻です。生花のエネルギーを頂いて来ました。皆様も是非行って見て下さい。

花園

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本日は東京ドームの世界蘭展に行きました。写真では伝わらないですが花花花で圧巻です。生花のエネルギーを頂いて来ました。皆様も是非行って見て下さい。

ご案内

夏の公演に出演してくださる荒井靖水さんの演奏会のご案内です。

2005年3月13日(日)13時開場  14時開演 「薩摩琵琶演奏会 第15回 襄水祭」 牡丹園<草野心平作詞>  (琵琶合奏) 忘れ水 (荒井靖水  荒井美帆) 平知盛(荒井姿水)春と修羅<宮沢賢治作詞>  (能舞 松井彬 ギター 斉藤敏雄  琵琶 荒井姿水) ほか襄水会会員 薩摩琵琶演奏会です。横浜能楽堂   (桜木町駅下車)ticket 3000円  全席自由 主催  薩摩琵琶錦心流中谷派襄水会 音楽工房 夢絃
ちけっとの問い合わせは master@biwa-koto.comにメールにて。

お知らせ

昨日から東京ドームで世界蘭展が始まりました。7月2日の公演の舞台美術の横井紅炎さんも出展しているので、見に行ってくださいね。ドーム中が花で埋め尽くされていて、行くと元気になりますよ。私も来週あたり行きたいと思います。
あと、7月公演のチケット発売が3月14日に決まりました。
こちらもどうぞよろしくお願いいたします。

第2回ワークショップ

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日付変わりましたが、昨夜は第2回能楽師が案内する古典芸能の世界のワークショップにご来場賜りましてありがとうございました。雨の中たくさんの方にお越し頂き、波吉師とともに厚く御礼申し上げます。今回宝生流の波吉師のお力添えで実現しました異流合同ワークは、謡いや舞いや作法の違いなど、演者同士でも驚くことが多く、私自身も大変勉強になりました。流儀が違うと、謡いも難しく感じられたりして、とっても不思議に思いましたね。なにより宝生の本舞台は本当によい舞台でした。機会があったら、この舞台で是非舞いたいと思います。それにしても今日はほんとに寒かった。参加された皆さま、どうぞ風邪にはくれぐれもお気をつけくださいませ。また、第3回にお目にかかりましょう。次回は、鳥肌物の能管の演奏です。お楽しみに。5345593e.jpg
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御礼


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昨日は九皐会にご来場頂きましてありがとうございました。

公演チラシ

本日は日曜日のリハーサル。申し合わせでした。この曲はシテの義経の語りが長いので、最後まで息を切らずに演じるのも大事なポイント。
赤地の半切(はかま)と紫の法被(鎧姿を意味する能装束)。
面は平太(へいた)という源氏武者を演じるときに使う面で、今テレビでやっている某義経のように甘いマスクとはいい難いのですが、これが理想の男の顔であったのだと聞いたことがあります。たくましい男の顔って言うんでしょうか。お楽しみに。 

7月公演の原稿が完成、印刷へ。残念ながら2月の私の舞台には間に合わないので若竹能でお目見えでしょうか。早くお見せしたいですね。

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