能楽夜ばなし

能楽師遠藤喜久の日常と能のお話

全くはじめての人の為の謡い講座募集開始 再投稿

間も無く締め切りとの事なので再投稿しておきますね。
まだ定員に余裕ありとの事。
平日の午前中なので条件が厳しかったですかね。
時間があれば是非。
私が教えるのですから、面白くないわけがない。
なんてね。
今回は一般公開しないので、最終日は参加者だけの特典で、能楽講座も致します。是非ご参加下さい。


今年の所沢ミューズ能楽ワークショップは、劇場改修工事のため、隣の航空公園内庭園茶室にて謡曲講座を開催します。

全くの初心者対象なので、年齢性別を問わないとの事。お子様も受講受付けるようです。
楽しそう。

まさに老若男女と声を出して楽しむ講座になりそうです。
基本全くはじめての方対象なので、難しい事や、長々した事はいたしません。
ごく簡単な凄く短い謡いを練習します。
学校の校歌の1番のフレーズを歌う程度だと思っていただければよいかな。

どうぞお気軽にご参加ください。
詳しくは下記の要項から、ミューズのホームページに飛んで応募して下さいませ。
どうぞ宜しくお願いします。

庭園茶室は、以前からよく講座に伺っていたので、広々としてベンチも使えて、謡いの練習にぴったりですね。
講座の後に散歩も楽しめるし、とてもいいところです。
是非、若い方も、またお子さんと一緒に参加してみてください。

なお、発表会と書いてありますが、これは参加者だけの非公開の成果発表です。一般公開いたしません。

なので参加した方達だけで致しますので、恥ずかしがり屋さんも大丈夫です。


【ミューズ初開催】能楽ワークショップ「謡い体験講座」参加者募集!

これまで700人以上が体験した所沢ミューズで大人気の講座、能楽ワークショップ!

本年は日本庭園に囲まれた『彩翔亭』で「謡い(うたい)体験講座」を初開催いたします。

身体や心身の健康に大変良いと言われている「謡い」を気軽に体験しませんか?

◎参加条件:3回の稽古と稽古発表会に参加できる方(定員50名)
 
【第1回稽古】7月30日(火)  時間は各日とも 10:00~11:30
【第2回稽古】8月1日(木)
【第3回稽古】8月6日(火)

【稽古発表会】8月10日(土) 13:00~15:00

★詳細は募集要項/参加申込書をご確認ください。


所沢ミューズホームページへジャンプ!

連休

連休は、九皐会と鎌倉能舞台さんの定期公演に出勤。
本日の鎌倉さんでは、葵上の地頭と安達原の主後見
お陰様でどちらも滞りなく、また満員御礼のご盛会で無事終了。
どちらも上演頻度の高い人気曲で、特に葵上はシテの中森さんも囃子方も何度もやっているベテランなだけに余裕があって、地歌も自由に謠せていただけて謡い手としては、うまくまとまった方かなと思います。

今年は大曲や上演頻度の少ない難しい演目がかかることが多く、毎日が勉強で相変わらずの夏休みなしですが、コツコツ精進したいと思います。

そうそう鎌倉能舞台では、私も11月2日に葛城のシテを勤めさせていただきます。
是非お出ましください。宜しくお願い致します。

もう一つ追記
来月の八月の九皐会定例会では、女郎花の仕舞を舞う予定です。能の後半場面が仕舞になっております。
身を投げた女の後を追って地獄に行く頼風。
さてそれが仕舞で演じるとどうなるか。乞うご期待。

女郎花の過去記事はこちら→その1  その2
以前にシテを勤めた時に書いた記事です。
沢山書いておりました。宜しければ参考までに。

諸国一見の能楽師 誕生寺

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秋田の次は、再び出張しまして岡山県に行きました。今月はずっと旅をしていました。
岡山も川あり山ありで自然豊かでいいところでしたね。また出会った人達もとても気のいい人ばかりで嬉しかったです。 子供達もとても伸びやかで礼儀正しくて、有意義な時間でした。

さて例により仕事が終わるとあちこち神社仏閣に足を伸ばしたわけですが、岡山の久米郡にある誕生寺というところに立ち寄りました。
まさに立ち寄り一見せばやと思い候。

ここは、法然上人がお産まれたところでありまして、その後、能「敦盛」の脇の旅僧として登場する蓮生法師こと熊谷次郎直実。あの17歳(16歳とも)の平敦盛を手に掛け、のちに法然上人の弟子となって出家した蓮生が、法然の生家をお寺にしたと伝えられています。
大変立派なお寺さんです。
熊谷直実という人は、気性の激しい一途な人だったようですが、(頼朝に啖呵を切って出奔したり、法然に 押しかけて弟子入して出家したり)と逸話が残っていますが、思い切って実行する人だったようで、いくつかのお寺も開基してしています。
実行力のあるとても熱い人だったのでしょうね。


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旅先で思いがけず蓮生法師に出会えて嬉しかったです。

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今回の旅で、お寺さん用と神社用の二つのご朱印帳を更新。
左の吉備津彦神社のご朱印帳は、岡山だけに桃!に観世水。縁起良し。




食いしん坊トラベラー

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週末は秋田におりました。
秋田喜久謡会のお稽古。
実に優秀(なんて私が云うのは相当珍しいね)。

で、
鰰、きりたんぽ、稲庭、じゅん菜、いぶりがっこ。
秋田尽くしの定食を頂きました。

そりゃ美味しいさ。

食欲と体重は比例するんだよなあ。。。

最近は秋田牛もとても美味しいのだとか。あと夏場の磯で取れる生牡蠣。
そして何より美味しい空気と秋田の自然。

次回も楽しみ。


野を超え山超え

今週は、こんな渓谷や
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こんな川や
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こんな山を越えて
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岐阜の内地の文化庁の学校公演に参加しておりました。

暑くもなく、雨もうまく避けてくれまして快適でした。
山の緑がとにかく眩しかったです。
川の水が綺麗で、鮎釣りをしている人が沢山いました。

最終日の今日は岐阜県郡上市
うちのご先祖をずっーと遡ると、もしかしたらこの辺りに居たかもという話を聞き、昔、父と旅したことがあります。
結局確かなことは何もわかりませんでしたが。

学校の先生にうかがったら、近くに遠藤という名前の多い地域もあり、確かに多い名前なんだとか。
その遠藤さん達は、さらに昔はずっと東から来たようだと伺いました。
東から西に行って北に上がって南に下ったところで生まれた枝の先っぽの葉の一枚が私か?


今日の舞台を鑑賞したお子さんの中に、もしかしたら遠い昔に何処かで血の繋がっている遠藤さんがいたかも。
私のDNAの中にこの土地の記憶が刷り込まれてたりするのだろうか?などと思うとちょっと不思議な気分でした。

今回は、時間もなく、近隣にあまり史跡もなかったので、諸国一見はお預け。
また次に期待したいと思います。
ましかし、山の緑の香りがなんとも心地よかった。
こういう自然の多いところに生まれ育ったら東京は、さぞ息苦しいでしょうね。
ちょっと羨ましく思いつつ学校を後にしたのでした。





雑誌観世七月号

月刊誌「観世」の七月号が届きました。
今月号の巻頭の観世グラフに、春に私が勤めました花筐の写真と同門、弘田さんの当麻、佐久間君の鉢木の写真も流儀の先生方の写真の中に載せていただきました。
今月の特集曲は「賀茂」です。
是非お求め下さいませ。

思いがけず籠神社に行ってきました。諸国一見の旅。

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ご存知 天橋立 神様が天上に掛けた橋が倒れた?
神社参道でもあります。
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霞んで見える冠島。海底に沈んだ山の頂?

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茅の輪くぐりしました。ここから先撮影禁止
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真名井神社↑ここは狛犬でなくて、龍が護っているのです。
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ここから先は撮影禁止。お宮の裏手に磐座があり、その巨石の上に生命の木のような樹木がそびえていて、とても神秘的な光景でした。

いつの世も いると思えばそこにいる神

元伊勢のひとつ、籠神社と真名井神社という伊勢に並ぶパワースポットに立ち寄りました。
大変格式の高い神社で、伊勢神宮と同じ唯一神明造の社で、五色の座玉があるという特別な社。しかも境内から撮影禁止の結界。
観光客が思ったより少なかったお陰か、その清浄感は半端なく。
なんとも心地良いところでした。
奥殿の真名井神社の主祭神は、

豊受大神               とようけおおかみ

産業、衣食住の神。最初の神、天御中主神と同神と書いてありました。

ここらには浦島太郎伝説や羽衣伝説もあり、海の向こうから来た何者かと日本人のルーツに関わる謎、神話の謎を解く重要な神社ということで、なにやら秘密めいた歴史も感じさせる場所でありました。

そうそう、後ろの正面だあれ♫の籠目の唄も、ここが起点という話もあるしね。
また、ここからは天橋立も一望出来、日本のアトランティスと噂される冠島も遠くに蜃気楼よように見えて、歴史ロマンを感じました。


ここからバスで登った成相寺近くで能にも登場する盛久が捕らえられたと伝承もあり、今回はバスの本数が少なくて寄れなかったけど、次回はもっと時間を作って寄り道したいと思いました。
盛久、こんなところまで来たのかなあと思いつつ絶景の地を後にしました。





気比の海 宮居久しき神垣や

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土日公演が済みまして、今年も文化庁の学校公演シーズンがスタート。

今年最初は、皐風会チームに参加して敦賀に来ました。
敦賀市内の小学校公演も終わり例により近くの能楽史跡を散策に。

能、安宅の最初の道行の謡いに出てくる「気比の海、宮居久しき神垣や」と謡われる気比神宮と気比の海が目と鼻の先なので立ち寄りました。
自ずと謡曲を謡いたくなります。
我が社中の合宿なら絶対ここで大合唱(笑)

神域は実に涼やかでいいところ!
何度も安宅の舞台で謡ってきましたが、ここを訪れるのは初めて。
とても立派な社殿。
清浄な空気に清められました。

ほど近い浜辺も良い景色。
今日は日差しも穏やかで海風が気持ちよくて最高でした。

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皐風会団長を務める小島君。
本日も子供達に能楽の魅力を熱く語っていましたが、
未来を見据えてたたずむのでありました。
坂本龍馬風に撮影





御礼九皐会 通盛終了

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昨日は九皐会にご来場賜りありがとうございました。
懸案の通盛も無事に終わりました。
ツレが中入する演出は初めてさせていただきましたが、これだと後場が変え装束になりますので、また感じが変わって面白いですね。
前場は、近年、面や装束を変えてやる事もあるのですが、今日は変えずにやる演出でしたので私はこの方が好きです。
今日の船の篝火は、昔内弟子の頃に私が作ったものかなあ。頑張ってくれています。

上演時間1時間25分となかなかの大曲でした。
この曲に合わせて食事制限をかけていたので、明日からリバウンドと洋服が心配(笑)

権利関係もあるので、私の写真だけアップしておきますね。
どうもありがとうございました。

通盛 九皐会 小宰相の局

週末は仙台白石公演と九皐会公演と続きます。
日曜日は、九皐会で弘田師のシテの道盛のツレの小宰相の局を勤めます。
この役はご縁が多く色々な方と何度かさせていただいておりますが、なかなかしっとりした夫婦の情感がうかがえる好きな修羅物です。
今回はツレ中入りの演出にてさせていただきますので、お楽しみに。

以前道盛の時に書いた記事が残っていましたので、下記ご参考までに。




その2


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