能楽夜ばなし

能楽師遠藤喜久の日常と能のお話

青森に行ってました。

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日曜の松風公演の夜から青森に移動しまして、青森県内の学校公演に参加していました。
本日は青森県立八戸聾学校での文化庁学校公演鎌倉能舞台チーム。

松風の余韻を味わうは間も無く小鍛冶の三公演が済み東京に戻ります。
そして九皐会定期の申合せと本番。鎌倉能舞台の横浜公演、谷行の申合せ、皐風会小島君の野宮の申合せと本番が続きます。
さすがに秋はタイトです。

松風の感想も少しづつ届き、須磨漂流の公演全体として、楽しめたとのお言葉をいただいたりすると、少し安堵します。

また、ご批判ご批評、ご注意などあれば是非お寄せ下さいませ。
どうぞよろしくお願いします。


青森はシャツ一枚で過ごせるほど暖かでびっくりしました。
すでに紅葉が終わっていて、今回は散策の余裕もなく帰京です。

さあ、帰ってまた稽古だ。
いやその前に片付けだ(笑)










御礼 遠藤喜久の会

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本日は、遠藤喜久の会にご来場賜りまして誠にありがとうございました。
無事になんとか終わりました。

須磨漂流と題した須磨に因んだ演目の公演でしたが、如何でしたでしょうか。

善竹先生親子による新作狂言も上々の評判で、先生方のご熱演に感謝申し上げます。
チラシにも当日番組にも書いていない結末でした(笑)
どんどん返しは、知らないで見た方が楽しいからね。というわけで、本邦初公開。
もしかしたら本日、一度限りの贅沢な狂言でした。


松風は、どうでしたかねえ。

演者としては、この曲はとにかくしんどい。
謡ってもても、舞っても、また次の段がやってくるのですね。そして、気持ち的にはどんどん恋に狂って行く。

恋ってなんなんでしょうねえ。

今日は上演時間的にはテンポよく行きましたが、なんと難しい演目だろうと、改めて思った次第。

ともかくもご覧いただき本当にありがとうございました。関係者の皆様にも厚く御礼申し上げます。

本日も晴天で、本当に天気に恵まれてありがたかったです。


感謝。


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渡辺国茂さんからも写真届きました。
チラシ裏の上村松園さんの絵の場面。
能ではこんな感じですかね。



昨日の玄関花
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喜久謡会社中、石山社中石山裕雅様から
舞台に華を添えていただきました。
誠にありがとうございました。

松が来ました

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日曜日公演の為の松が届きました。
今回は手に入らないかもと、やや諦め気味だったので、嬉しいです。
ありがとうございました。
全容は当日のお楽しみ。

松風のチケットは、カンフェテイからは、引き上げました。
残すは当日券です。
当日券ありますので、当日10時以降、矢来能楽堂にお電話ください。
電03(3268)7311です。

いよいよ近づきました 松風 準備着々

本日も矢来で学生能。松風まであと催し一個といよいよ迫りました。

今日はツレの佐久間君と最終の稽古をして確認。ほぼほぼ固まりましたね。

作り物の塩汲み車の位置とか紐の長さとか、立ち位置とかの細かな相談とか色々と謡や型以外のことも松風は多いのです。
大曲です。

面装束も出揃いました。

幽玄みの強い曲なので、古めかしい彩色の薄い装束を好まれる方もいらっしゃいますが、師匠にあれこれ細かく選んでいただきまして今回はかなり華やかな取り合わせで行くことに決定。

もともと海女の装束は、上に白い水衣を着なくてはいけないので、その下に着る物はほんの少ししか見えないのですが、そこに贅を尽くしました。
赤地の縫箔という絹装束がね。フフフなのです。

長絹も女姿には、初披露のもの。フフフ。

ファッションショーではないのですが、これは当日が楽しみになりました。

馬子にも衣装(笑)


松風のチケットも残り数えるほどになってきました。まだ数えられますが(笑)

よろしければ是非、日曜日お出ましください。

チケットは矢来能楽堂。
03(3268)7311。
土曜日は休みですので、明日までですね。
当日券もありそうですので、当日は朝10時以降直前にお問い合わせください。
宜しくお願い致します。



11月5日 松風 申合せリハーサル終了

本日、5日公演の松風の申合せ(リハーサル)が終了。


例により終演後、沢山のご注意やアドバイスをいただき、これを少しでも咀嚼して当日は加筆修正して臨みたいと思います。
ちょっとした事でも人に言われないと自分では気づかない事や、再確認出来るが沢山あります。

今日は今日として、本番のつもりでアクセルを目一杯踏んでみて、それがどうかというところで色々感じることがありました。

喜之師匠や地頭の喜正師匠やそうそうたるお囃子の師匠方にご意見をいただきありがたい限りです。

後は本番で私としてどう舞台が作れるかというところだと思います。


松風は、先日の2時間近い誓願寺より上演時間は短いのですが、シテが一度出たら出ずっぱりという点で、シテが舞台上にいる時間は長い。
なおかつ膨大な謡いの量といい質といい、囃子との絡みといい、ツレの村雨を演じる佐久間君と同吟といい、二度の舞といい、演者としては難所続きなのです。
そういうわけで口伝伝承の多い習い事とされているのですね。

私としては今出来ることをやるしかないわけですが、とにかく精一杯努めたいと思います。


今日は、九皐会の上越公演があり、終わって休む間も無く新潟に移動でした。

このところ各地を移動慣れしているせいか、意外と近いと感じた新潟。
新幹線ってホントに便利。楽チン♪

というわけで帰りの新幹線からの投稿でした。本日も無事に終了。ありがとうございました。

なお11月5日の松風チケットのお申込み問合せは、矢来能楽堂☎️03-3268-7311まで。

宜しくお願い致します。



新作狂言 拝見

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11月5日の松風公演も迫って来ました。 今日は、善竹十郎先生の稽古場にお邪魔して、公演当日に初演する新作狂言の稽古を拝見しました。 目の前1メートルで狂言を見るのは初めてで、しかも私一人のかぶりつきなので緊張してしまいました。 そもそも松風の海女乙女達が恋をする行平という人は、能の中には登場してこないので、彼にについての間語り的な狂言とか、解説者の解説とは違った何かが出来ないかなあと大二郎さんに相談したところ、十郎先生が出演下さることになり、話は大きく展開。 いろいろ考えてくださり話はどんどん膨らんで、私の手を離れて二人で演じる25分程の面白い狂言作品に仕上がっておりました。 今回は私が最初につけた仮題がそのままタイトルになりましたが、これはもうタイトルを変えてもいいかも。 一体どんな作品か。 台本と型が定まったとうかがい、 公演当日は、装束着けに入るので舞台を見れない主催者の私としては一度は実際に拝見したいとお願いして稽古場にお邪魔した次第。 いや〜。 これ結構大作じゃないのかな。 十郎先生の独断場。 いろいろ台本に仕掛けがあってクスクスしてしまいます。 十郎先生がやるとなんでも面白くなってしまうのね。 ネタバレになるのでこれ以上書くのやめました。 是非実際のお舞台をご覧ください。 初めて狂言を見る人にも面白く見れるだろうし、狂言をよく見る人には、わかる遊びがしてあって須磨の浦の世界観も伝わると思います。 今回限りにするには勿体無いと思いました。 お客様の反応は如何に。 まずは本邦初演。 乞うご期待 松風が負けないように頑張らねば。。大変だ。 チケットの問い合わせは、 矢来能楽堂03-3268-7311まで。 宜しくお願い致します。

あと二週間 松風 遠藤喜久の会 11月5日 日曜日

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今日は週末日曜日に行われる永島充君の鉢木申合せ。
これ、もう10年以上前に第1回遠藤喜久の会で上演した思い出深い名曲。
学生の頃、父の鉢木を客席で見て凄く感激した曲でした。第1回の時に、これを是非にと勉強させていただいた思い出があります。
いざ鎌倉!の出世物語です。
能面をかけない能の面白さがあります。
まだ席があるそうなので、観たい方は矢来能楽堂へお問い合わせください。

さて、私の公演もあと二週間と迫りました。トランプ大統領来日と重なります。
もちろん能を見に来こられるわけではありませんが(笑)

今日は、私の会で狂言を勤める善竹 大二郎さんが来ていたので、その日で上演する新作狂言の話をうかがいました。

これは、能に登場する間狂言の浦人が、その役で狂言に登場する設定です。
今回の公演の為に書き下ろしていただきました。
故にスピンオフ新作狂言としたわけです。

能 松風の前振りとしての内容もあり、他の狂言曲のパロディにもなってたりして、なんか面白ろそうです。
十郎先生と稽古しながら台本を更新してあるそうです。
お忙しい中に誠にありがたいことです。

公演当日私は装束着けに入っていて、作品を通して見ることができないので、主催者として近々通し稽古を拝見させていただくことになりました。

またその模様はご報告しますね。

さてチケットですが、正面席は埋まってきました。
ワキ正面、中正面のチケットがございます。

よろしければ是非お越しください。
チケットお問い合わせは、
矢来能楽堂電話☎️03(3268)7311まで。
インターネットはこちら矢来能楽堂



京丹後。良いところでした。チーム九皐会

本日は京丹後市の網野町での学校公演。
本日のシテは鈴木啓吾君。
これでこちら方面のシリーズは終了。
四日間で千名を超える生徒さんに能狂言を鑑賞いただき、また、能、狂言、囃子の体験ワークショップを通じて日本の芸能の魅力について理解を深めていただきました。

今回の九皐会チームに参加していただいた演者の皆さんは、皆様、現役バリバリなので、公演のスケジュールを縫うようにして参加いただき、一緒懸命指導していただいたり演じていただいたりと、日頃舞台に真剣に向き合っているからこその熱い思いが、子供達に充分に伝わっている気がしました。

どの学校も生徒さん達の学習態度や鑑賞態度が素晴らしく、私たちもそれに応えようと夢中になってやれたように思います。良い能楽教室になりました。
今回は、公演運営責任者として事前ワークショップから関わってきた身として、環境を整えてくださった学校関係者の方に深く感謝したいと思います。

東京の公演を中心に動いている私としては、こちらにこんなにゆっくりいることは初めてでしたが、とっても良いところでした。
また来れたらいいなと思います。

ありがとうございました。

土蜘蛛 2 文化庁巡回公演

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文化庁の学校公演三日目。チーム九皐会は、本日は舞鶴市の小学校の明倫小と福井小の合同開催で、体育館のアリーナは400名以上の生徒さんと先生方でびっしり。
ステージに舞台を組んでの公演でした。


蜘蛛の巣を放つ度にアリーナから歓声が上がり、子供たちが乗り出して見てくれるのがわかりました。今日もうまくいったようでよかったです。

そのほか、狂言の舞台や、お囃子と狂言の体験も、子供達が大きな声で盛り上がってくれたので、きっと楽しい能楽教室になったのではないかと思います。


土蜘蛛のシテは今日で無事終わり。
先週からシテの舞台が続きましたので、ちょっと一安心。
これで次は来月十一月五日の矢来能楽堂での松風(まつかぜ)のシテですね。
そっちは長丁場出づっぱりの舞台なんで心身共に頑張らなくっちゃ。

本日の写真は、森常好さん、常太郎さん、御厨さんの頼光四天王組と久田さん、原岡さん、沢田さんのお囃子の方々。ありがとうございました。
((転載及び無断借用はご容赦下さいませ)

*松風公演のチケットのお問い合わせは、観世九皐会(かんぜきゅうこうかい)事務所まで。電話📞03-3268-7311

土蜘蛛1

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本日は京丹後の久美浜というところで学校公演をしてきました。
今シリーズの九皐会の文化庁主催の学校公演の演目は土蜘蛛なので、蜘蛛の巣を投げる機会が多いです。
学校により舞台の大きさが変わるので、毎回ワキ方と相談しながら勤めています。
本日のワキは、一昨日誓願寺でお相手いただいた森さん。後ろの小鼓は関西でご活躍の久田さん。

今日は喜之師匠が重後見という引き締まる番組でした。
十代の頃、師匠の鮮やかな土蜘蛛のシテに憧れてワクワクした私なので、私の土蜘蛛の原点は師匠の舞台なのです。

闘いながら蜘蛛の巣を次々に投げると、千筋の糸が四天王に降り注ぎ、それが芝居だということを忘れるような迫力がありました。こんな能もあるんだ!と興奮したことを覚えています。

あの時の私のように、子供たちがワクワクと感じてくれたらいいなと願っています。


*11月5日の矢来能楽堂 松風公演。
チケットあります。
チケットのお問い合わせは、矢来能楽堂 観世九皐会事務所に。03-3268-7311



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